相手が名指し人と至急連絡を取りたいと要望

ビジネス電話のマナー, ビジネス電話のトラブルと解消法

相手が名指し人と至急連絡を取りたいと言ってきたとき

相手が急いでいる用件は、掛かってきたときの電話の口調から察することができます。

取次ぎが必要な場合、名指し人にすぐに取り次げれば問題はありませんが、外出中や会議中などで、なかなか取り次げないこともあります。

しかし、相手から「至急、連絡を取りたいのですが・・・」と言われたら、迅速に応対しなければなりません。

名指し人が外出中のときには、携帯などにあなたから連絡をいれ、相手に連絡するよう手配します。そのときには、相手の連絡先が必要ですから

「至急、本人から連絡させますので、ご連絡先を伺えますでしょうか?」

と、名前だけでなく電話番号などの連絡先を必ず聞くようにしてください。

名指し人が分かっている場合もありますが、念のために必ず伺いましょう。

また、社内に名指し人がいるばあいでも、会議や打ち合わせで出られないというときには、その旨を相手に伝えます。

また、相手が「至急、連絡を取りたい」と言ったばあいは

「すぐに本人につなぎますので、少々お待ちいただけますか?」

と、相手に了解を得てから名指し人に事情を説明して取り次ぎます。

このように、相手に「至急」と言われた場合には、臨機応変に応対するようにしましょう。