ビジネス電話での最初の挨拶

ビジネス電話のマナー, ビジネス電話の出方と取次方

挨拶は「いつもお世話になっております」が基本形

ビジネスシーンにおいては、電話に出るだけでなく、自分が掛けることもあるはずですが、その時初めて電話を掛けた会社やお店などで、担当者が「お世話になっております。」と挨拶をすることは多いと思います。

ビジネスシーンにおいては、この「お世話になっております。」というのは一般的な挨拶になっており、間違いではないのですが、初めての電話の場合はやはり若干の違和感を覚えたり「マニュアル通りだな。」と思ってしまうこともあります。

これは、こちらが電話を受け取る側になった時も同じことが言えます。ですので、あまりマニュアル通りに一辺倒な挨拶をするのではなく、明らかに初めて電話してきた人に対しては、「お電話ありがとうございます。○○商事(社)の加藤でございます。」という挨拶をしておいたほうが、相手に良い印象を与えることが出来ます。

また、こちらが電話を掛けた際に、相手から「いつもお世話になっております。」と言われたら、「こちらこそ、いつもお世話になっております。」と返しましょう。

もし、相手が最近会った人であった場合や、連絡を取り合った人であった時には「先日はお世話になりました。」と一言添えるのも良いでしょう。

サービス業や電話での注文が多い店舗で、頻繁に連絡を取り合っている人の場合、最初に「いつもお電話を頂き、ありがとうございます。」というのが最も適した挨拶となります。

挨拶にも基本やマナーがありますが、あまりマニュアルにとらわれたり、機械的にならないよう、電話の応対に慣れてきたら多少は臨機応変な応対をしていきましょう。

その方が、相手に与える印象も良くなります。