ビジネス電話で相手に要件を伝える時
「いま、お時間よろしいでしょうか?」
ビジネス電話では、名指し人に取り次いでもらった後も、すぐに用件には入りません。必ず、
「いま、お時間よろしいでしょうか?」
と、このまま話を続けていいか確認するのがマナーです。相手に「大丈夫ですよ」と言われてから、改めて用件に入ります。
「いま、お時間よろしいでしょうか?○○についてお電話させていただきました。」
このような聞き方をすれば、相手は「この件なら簡単に済むだろうから話を続けられる」や「この件は時間が掛かるので、こちらから折り返した方がいい」などの判断がつきやすくなります。
初めて電話する相手や顧客、あるいは急ぎの件、長く掛かる用件の場合には、この方法を取った方がいいでしょう。
普段からやりとりしている相手であれば、挨拶が終わった後に
「早速ですが、○○の件について確認させていただけますか?」
と用件を含めて聞く言い方もあります。
また、相手から先に電話をもらい、折り返し電話を掛ける時には
「昨日、お問い合わせ頂いた件で、ご連絡を差し上げました。」
と先に用件を言っておくと、話がスムーズに進みます。