ビジネス電話の取り方

ビジネス電話のマナー, ビジネス電話の出方と取次方

挨拶は「お電話ありがとうございます。○○商事(社)でございます。」

ビジネス電話に慣れないうちは、会社で電話に出ること自体に緊張や不安を覚えてしまうかもしれませんが、だからといって電話に出ることを避けていたのでは、いつまでたっても電話応対のスキルを身に付ける事は出来ません。

積極的に電話に出る事を心掛け、電話に出たら基本を押さえて丁寧に応対するようにしましょう。

まず、電話に出た時の挨拶ですが、プライベートのように「もしもし」とは言いません。

ビジネス電話は「お電話ありがとうございます。○○商事(社)でございます。」が最初の挨拶になります。

朝10時までなら「おはようございます。○○商事(社)でございます。」というのも爽やかな印象を与えます。

「はい、○○商事(社)です。」と、いきなり社名をいう会社もありますが、電話での第一声は聞きづらいこともあり、最初に挨拶から始めると、より丁寧な印象を相手に与える事が出来ます。

さらに、電話を取り次ぐ場合でも、名前を名乗ったほうが責任感を持って取り次ぐという印象を与えるので、電話に出た時は必ず名前を名乗るように心掛けましょう。

また、ビジネスでは電話は3コール以内で出る事が基本となります。

3回以上コールがなってしまった場合には、最初に「お待たせしました。」

5回以上コールがなってしまった場合には「大変お待たせしました。」

とお詫びの言葉を最初に伝えてから応対するようにしましょう。