ビジネス電話の声の出し方、話し方のポイント

ビジネス電話のマナー, ビジネス電話の基本

声の出し方、話し方のポイント

録音した自分の声を聞くと、大抵の人は「声が変に高い」「早口で落ち着きがない」などの違和感を覚えます。

自分の生声と録音した声は、思ったよりも大きな違いがあるものです。

電話の応対をする際に覚えておきたいのは、相手の聞いている声は、自分の生声ではなく録音された方の声だということです。

自分がイメージしている声より、若干のずれがあるので、電話で話す時は声の出し方を意識することを心掛けましょう。

電話応対の際の声の出し方には、大切な3つのポイントがあるので覚えておきましょう。

電話応対の声の出し方3つのポイント

①高さ

②大きさ

③スピード

まずは声の高さですが、相手に好印象を与えるのは明瞭で快活な声なので、普段よりも少しだけ高い声で話をするように心掛けましょう。

さらに大きさですが、相手に聞き取りやすく、はっきりとした大きな口調で話をしましょう。ただし、大きすぎる声になることは避けなければなりません。何を言っているのか分からない位に小さい声は問題ですが、大きすぎるのも同じくらい問題です。

元気が良い事を印象付けるために、必要以上に大きな声を出す人もいますが、大きすぎる声は騒音と同じで、相手に不快感を与えるので、過剰な演出は禁物です。

最後にスピードですが、これは状況に応じて変化させなければいけないため、一番難しいポイントになります。

例えば、相手が急いでいるのにのんびり話しをしていたら、相手はイライラしてしまいます。相手のスピードに合わせて端的に話をしなければなりません。

また、相手にこちらの用件をしっかりと把握し、理解してほしいと思ったらゆっくりと話しをしなければなりません。

自分が忙しいからと、早口で用件を済ませてしまおうとするのも良くありません。そういう相手を軽んじる態度は、必ず相手に伝わるものだと、肝に銘じて話しをするように心掛けてください。